プロセスワークと優れた組織作り:多様性を生かして
スティーブン・スクートボーダー博士とともに
2008年7月9日-13日
国際的に著名なファシリテーターおよびトレーナーであるスティーブン・ スクートボーダー博士が、日本でのプロセスワークのトレーニングシリー ズを再び行います!このワークショップでは、多様性の問題に焦点をあて て、プロセスワークをどのように組織開発に生かしていくかを探っていき ます。
このセミナーでは:
どのような組織でも、働く人たちの間にある多様性という複雑な問題にど う取り組むかは、もっとも難しい課題の一つです。多様性の問題といえば 人種間の関係性がしばしば取り上げられますが、ジェンダーや性的指向、 社会階層、経済格差、宗教、健康など、同様に焦点となる問題は多岐にわ たります。多様性があること自体はまったく明らかなのに、それがはらむ 課題はしばしば「難しすぎる」という箱に放り込まれたまま、やがて否応 なく注意を向けざるを得ない組織的損失や障害となるまで放置されること が何と多いことでしょう。多様性の問題に早期にかつ効果的に取り組むこ とこそ、活気に満ちた優れた多文化組織の創造には必須です。プロセスワ ークは20年以上にわたって、ワールドワークと呼ばれるモデルを通して多 様性の問題に取り組む方法を探究してきました。ワールドワークとは、大 小のグループにおけるメンバー間の関わりに焦点をあて、これにエクササ イズや個人の成長につながる気づきを組み合わせたものです。
この5日間のワークショップでは体験を重視しています。職場での多様性 にまつわる実体験や難しい問題を取り上げ、かかわりのあるすべての人に とってその問題が深く豊かな体験になり得るよう変容させていくスキルを 学びます。ワークショップ参加者が最大限の体験的学びを得られるようデ ザインされており、組織内あるいはコンサルタントやコーチ、人事のプロ として多様性の問題に取り組む方たちへのトレーニングとスキルアップの 機会を提供します。
カバーするトピック:
・プロセスワークの理論的理解およびスキルアップ。エッジや二次プロセ スなど独自の概念を使うプロセス構造分析の継続的トレーニングを含む
・ワールドワークの理論的理解。大小のグループファシリテーションの集 中的トレーニングを含む
・コンセンサスをとること及びゴーストロールを含めたロール理論のトレ ーニング
・深層民主主義および周縁化されたロールの浮上
・文化差のために緊張が走るような、ホットで難しい瞬間のワーク
・権力とランクの効果的な使い方
・ケース・プレゼンテーション
・エルダーシップ(長老のようにすべてをいつくしむ態度)の育成を目指 した多様性のワーク
期待できる学習成果(次のような項目が提供されます):
・プロセスワークおよびワールドワークのスキル、そしてその実践的応用 の集中トレーニング
・多様性に関わる幅広い場面で使えるさまざまなスキルの道具箱
・周縁化されたロールを見つけ、それをすべての関係者にとって豊かなも のに変えていくこと
・ホットな瞬間や緊張や暴力を扱うスキル
・多様性に関わる葛藤を有意義な関係性に変容させること
・ランクと権力についての理解を深めること
・多様性の問題に限らず幅広く応用できる知恵やエルダーシップの育成
プロセスワークについて:
プロセスワークとは、個人や集団の変容を促す学際的なアプローチです。 1970-80年代にスイスのチューリヒでユング派の分析家であったアーノル ド・ミンデル博士によって創始され発展しました。プロセス指向心理学と しても知られるもので、人生の中でも問題とされ痛みとして経験される領 域に取り組むための新たな方法を提供しています。身体症状、人間関係の 問題、グループでの葛藤、社会問題などは、ひとたび好奇心と尊敬をもっ て取り組めば、個人や集団の成長にとってきわめて重要な新しい情報をも たらしてくれるものだと考えるのです。
プロセスワークはユング心理学と物理学にもとづいており、問題の解決は しばしば問題それ自体のうちにあると考えます。プロセスワークが提供す るのは、個人やカップル、家族、グループや組織が持てる力をさらに発揮 し、クリエイティブになっていくための実践的枠組です。プロセスワーク はまた、私たちがもつさまざまな部分はすべて意味のある重要なものであ り、その意味を探り展開していけば大切な情報をもたらしてくれるものだ と考える「深層民主主義」にもとづいています。組織においても同様に、 メンバーの一人ひとりこそグループが健全に力を発揮するための鍵を握る ものだと考えています。www.processwork.org
ファシリテーターについて:
スティーブン・スクートボーダー博士は、オレゴン州ポートランドを拠点 とする国際的コンサルタント、講師、ファシリテーターです。南アフリカ、 オーストラリア、ロシア、南米、メキシコ、アメリカなど世界各地でセミ ナーや講義を行っています。多様性、チームビルディング、エグゼクティ ブ研修、組織の葛藤などの問題に取り組み、さまざまな状況で数人から数 百人までのグループプロセスをファシリテートしてきました。世界中に広 がるプロセスワークの中心であるプロセスワーク研究所所長および教授で もあります。いくつもの国でプロセスワークのトレーニングプログラムの 創設・発展に関わるかたわら、ポートランドに個人面接室をおき、世界中 の組織やエグゼクティブのコンサルティングを行っています。 www.processconsulting.org
参加人数:最小15人、最大25人
言語:英語および日本語
会場:南青山の集合住宅施設内の会議室
住所:〒107-0062 東京都港区南青山5-4-22
行き方:この施設はダークグリーンの門と灰色と白のレンガ壁に 囲まれています。門の右横が通用門になっていますので、そこからお入り ください。門を開けるには暗証番号が必要ですので、参加者の方には 後ほどEメールで通知します。詳しい行き方は http://tokyoroom.atspace.com/directions.htmに行き、 必要な情報をコピーしてください。会議室の写真をクリックすると、 この施設を道から見た際の外観と、施設内部から道のほうを見た写真が 見られます。地図をプリントするには、 http://tokyoroom.atspace.com/map.htmをご覧ください。
地図にはゲストルームが二つ載っていますが、みなさんがいらっしゃる のは南青山ゲストルームです。麗石荘ゲストルームではありません。 表参道駅から徒歩5-10分、タクシーでは最低料金(660円程度)です。
もし道に迷われたらキャシー・バーネットの携帯にお電話ください: 090-4244-8559
日程:2008年7月9日開始、13日終了。
時間:毎日10:00-17:00(昼休み1時間)
参加費:5日間全参加の場合、お一人¥120,000。参加費には ワークショップ中の飲み物が含まれます。 昼食は各自でお願いいたします。
参加の可否:場合によっては、ワークショップが提供されるレベルに 対してどれだけの準備がおありかを知るために、申込者にさらに詳細な 情報提供をワークショップ開催者からお願いすることがあります。
返金とキャンセル:ワークショップ開始日から2週間以前にキャンセル した場合、主催者は参加費全額の10%を頂きます。それ以降ワークシ ョップ開始日前日までにキャンセルされた場合は、参加費全額の 50%を頂きます。事前のお知らせなく欠席された場合、またワーク ショップ中のいずれかの時点で参加を取りやめた場合は、参加費全 額の90%を頂きます。
お支払いおよび参加申込み:ご参加に当たっては、 2008年6月20日までに参加費全額のお支払いが必要です。 定員に達した後に払い込みをされた方に対しては、全額返金 いたします。最大25名まで、お申し込み順に受け付けます。
お申込用紙を、全項目にお書き込みの上、 cathy.bernatt@creating.bzまでEメールで、あるいは03-6383-0444 までファックスで、ご送付ください。参加される方はどなたもお申込用紙に ご記入が必要です。
2008年7月2日までに、申込金¥30,000を下記銀行口座まで お支払いください。
銀行名:東京三菱UFJ銀行、市谷支店
口座番号:1277196
名義:Cathy Bernatt
お申込金のお支払いをもってお申込み完了と致します。お申込金は返金い たしかねますのでご了承ください。
2008年7月2日より前に参加費残額(¥90,000)についてのリマインダ ーをお送りします。この日までに全額のお支払いがない場合は、ウェイテ ィングリストの他の方にあなたの席をお譲りすることになります。全額お 支払いを頂いた時点で、ワークショップのさらなる詳細をお知らせします。 (お申込みの最終期限は2008年7月2日です)
万一余儀なくワークショップ自体がキャンセルされることになりましたら、 参加費は全額お返しいたします。
日本国外から参加される場合は、キャシー・バーネットまでEメールを お送りください。cathy.bernatt@creating.bz
お問合せは:
キャシー・バーネットCathy Bernatt:cathy.bernatt@creating.bz
スティーブン・スクートボーダー博士Dr Stephen Schuitevoerder: stephen@processconsulting.org
お申込み用紙はこちらから。 |